反復練習だけでなく野球の楽しさを教えることが大切です

子供たちが野球を始める年齢は、一般的に早ければ早いほどいいとされています。中学生くらいになると反抗期の子供も出てきて指導者の教えを全て受け入れることはなくなる場合もあるからです。小学校の低学年くらいで始めると、なによりも素直な心と柔軟な体を持っているうちに体にいいクセを覚えこませることができるからです。

しかし子供が小さいからといって、基本の反復練習ばかりを繰り返すのはよくありません。何故でしょうか? 確かに基本を教えることは非常に大切ですが、こればっかりやっていては野球の楽しさである「バッティングの喜び」「ピッチングの喜び」「守る喜び」「走る喜び」などを子供たちに身をもって体験してもらうことができないからです。

監督やコーチが「この子供の年齢にはちょっとレベルが高いかな」と思うことでも、素直な子供のうちはどんどんと吸収して自分たちのものにしていきます。キャッチボールのフットワークやグラブさばきなど低学年のうちに身につけさせることができれば、高学年になってからが非常に楽しみになります。

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